歯周病予防は歯磨きが重要!おすすめのセルフケアの方法をご紹介
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日本では30代以上の3人に2人が歯周病と言われていますが、歯周病とは一体どのような病気かご存じでしょうか?
歯周病は、進行すると口腔内だけでなく体のさまざまなところに悪影響をもたらす恐ろしい病気です。
ですが、実は歯周病予防を意識した普段の歯磨きを行うことでしっかりと予防することができます。
ここでは、歯周病についてと歯周病の予防について詳しく解説しています。
歯周病予防に関心のある方や、歯茎の状態が気になる方はぜひ参考にしてみてください。
歯周病とは?歯槽膿漏や歯肉炎との違い
令和4年の厚生労働省の実態調査では、「4mm 以上の歯周ポケットを持つ人の割合は全体では 47.9%で、高齢になるにつれ増加傾向」という結果が出ています。
歯周ポケットが4mm以上あると、軽度でも「歯周病」ということになります。
歯槽膿漏も歯肉炎もどちらもよく耳にし、歯茎の病気というイメージがありますが、実際にはどちらも「歯周病」です。
では歯周病とはどのような病気なのでしょうか。
歯周病は、お口の中の汚れによって発生した細菌によって、歯茎に炎症が起こり(歯肉炎)、進行してしまい、歯を支えている骨(歯槽骨)が溶けだしてしまう、という感染症です。
歯周病の進行具合は以下のとおりです。
歯肉炎は、軽度の歯周病で、細菌によって歯茎に炎症が現れている状態です。
歯槽膿漏は重度の歯周病で、歯茎に炎症があるだけではなくさらに症状が進行した状態です。
歯槽膿漏まで進行してしまうと、歯を支えている骨が溶けだして、膿が出たり、歯がグラグラしてしまいます。
歯周病予防はセルフケアが重要!
歯周病は重度まで進行してしまうと完治が難しい病気です。
歯周病にならないよう、症状が進行しないようにするために大切なことは歯医者で受ける治療・定期的なクリーニング、そしてセルフケアです。
では、どのように自分でケアをすれば良いのかをご説明します。
歯周病予防を意識した歯磨きの仕方
歯周病を予防するためには、歯垢(プラーク)をしっかりと取り除き、お口の中に細菌がより少ない状態を保つことが重要です。
歯周病予防に効果的な歯磨きの仕方を説明します。
意識するのは、歯周ポケットと歯と歯のすき間です。
予防に効果的なブラッシング方法
歯と歯茎の境目にしっかりブラシを当てて、小刻みに動かします。
歯茎の境目には、段差があります。
このような場所には汚れが溜まりやすくなってしまうので、注意して磨くように心がけましょう。
力を入れすぎてしまうと毛先がつぶれて、段差に上手く歯ブラシの毛が当たらずに、汚れがきちんと除去できないので、軽く当てる程度で、力を入れすぎないようにします。
フロスを使うと取りにくい汚れも落とせる
歯と歯の間は汚れがたまりやすいことから、歯と歯の間の歯茎から歯周病になってしまうケースも多くあります。
歯と歯のすき間には歯ブラシの毛も届かない事が多く、特に奥歯は見えにくいので汚れが溜まってしまいやすい箇所です。
フロスを通して、汚れをしっかり除去しましょう。
ロールタイプの物や糸ようじタイプのものがあるので、ご自身で使いやすいものを使用して、1日1回はフロスをするように心がけましょう。
マウスウォッシュを使うとより効果的
マウスウォッシュは様々なタイプがありますが、歯周病予防に効果があるとされるのは、殺菌効果のあるCPC(塩化セチルピリジウム)、BTC(塩化ベンゼトニウム)、エッセンシャルオイル(チモールなど)などの成分が含まれている物です。
しかし、重要なことは口腔ケアの補助的な役割で使用をするということです。
マウスウォッシュを使っているからフロスはしなくても良い、歯磨きをしなくても良いというわけではありません。
日々のケアでしっかりと歯垢を落とすことが重要です。
歯周病予防でよくある質問Q&A
歯周病を予防するためにはどのようなことをすれば良いのでしょうか。
ここでは、おすすめのデンタルグッズなど、よくある質問にお答えします。
歯周病予防におすすめの歯ブラシは?
ヘッドが小さく、毛の短いものがお口の奥まで届き、磨きやすいとされていますが、おすすめの歯ブラシは人によって違います。
歯並びや歯茎の状態でベストな歯ブラシがあるので、歯医者で自分に適したものを処方してもらいましょう。
歯周病予防におすすめの歯磨き粉は?
歯磨き粉は含まれる成分によって、3種類に分類されます。
- 化粧品歯磨剤
- 医薬部外品歯磨剤
- 医薬品歯磨剤
より歯周病の予防に効果的な歯磨き粉を使用したいという方におすすめなのは医薬部外品歯磨剤です。
医薬部外品歯磨剤には、歯周病予防に効果のある殺菌成分や抗炎症成分が含まれています。
殺菌成分:イソプロピルメチルフェノール(IPMP)、塩化セチルピリジニウム(CPC)、塩化ベンゼトニウム、トリクロサン、ラウロイルサルコシン塩(LSS)など
抗炎症成分:トラネキサム酸、β(ベータ)‐グリチルレチン酸、ε(イプシロン)-アミノカプロン酸など
歯茎から血が出ても大丈夫?
歯茎からの出血は、歯周病の初期症状のひとつです。
歯ブラシが強く当たってしまったなどの原因が無く、歯茎から血が出たら、そこには汚れが溜まっていて、歯茎に炎症があるということです。
出血があるからといってその部分の歯磨きをしないのは、より炎症を強めてしまうことに繋がってしまう場合もあるので、痛みがない場合にはしっかりと歯磨きをしましょう。
歯磨きして、いつも決まったところから出血がある場合には、慢性化してしまっていて、歯周病が進行し始めている可能性もあります。
痛みはなくても出血が続くようであれば、歯医者で診てもらうようにしましょう。
歯周病は歯磨きで治る?
歯肉炎程度の軽度の歯周病の場合は歯磨きで改善します。
しかし、歯周ポケットが深くなり始めているような、少し進行している歯周病は歯磨きだけで治すことはできません。
歯周ポケットという歯と歯茎の溝に汚れが溜まったことで発生した細菌に感染したことにより歯周病になってしまいます。
歯周ポケットには歯ブラシの毛も歯間ブラシもフロスも届かないので、歯磨きだけで治す事ができません。
歯周病を治すには汚れを除去し、細菌がない状態をつくることが重要です。
また歯周ポケットに付着した汚れは、歯医者で専用の道具で除去する必要があります。
歯医者はどのタイミングで受診したらいい?
現在「通院している歯医者がない」「定期検診に行っていない」ということであれば、今すぐ受診することをおすすめします。
痛いところがなくても歯周病になっている可能性はありますし、歯周病の進行度合いは自分で判断することはできません。
健康な歯茎の状態の方でも3~6か月に1度はメンテナンス(定期検診)で歯医者でのプロフェッショナルケアを受けるように心がけましょう。
歯茎の状態が気になったら、まずは歯医者を受診しよう
少しでも気になるところがある、心配な箇所があるという方は今すぐに歯医者さんで診てもらいましょう!
日々の歯磨きをしっかりと行うことと、セルフケアでは除去しきれない歯垢や歯石など細菌の原因になる汚れは歯医者さんで除去してもらうことが歯周病にならないためには重要です。
予防歯科サーチでは、予防歯科に力を入れた歯医者さんをご紹介しています。
かかりつけ医をお探しの方は、ぜひ参考にしてみてください。