院長インタビュー 2024年09月11日

生田駅前歯科・矯正歯科 院長 大西先生インタビュー

田駅前歯科・矯正歯科は、神奈川県川崎市多摩区、小田急線生田駅 北口を出て徒歩2分程度のところにある、予防歯科に力を入れている歯医者さんです。


今回は、生田駅前歯科・矯正歯科の院長で、医院を運営している医療法人社団英幸会の理事長でもある、大西 淳 (おおにし じゅん)先生に、色々とお話を伺ってきました。


生田駅前歯科・矯正歯科の詳細はこちらからご覧ください。

(医院の基本情報はもとより、院内のストリートビューや、大西先生はじめ、スタッフの方々の動画などもご覧いただけます)


Q1) 生田駅前歯科・矯正歯科では、治療にどのようなこだわりがありますか?

A) はい。一番のこだわりは「見える化」です。

歯科治療というのは、患者さんにとって口の中のことですので、実際に何が行われているかが見えないものです。

特に歯科医院では、患者さんは常に口を開けていて、自分の歯がどうなっているのかを見る機会がほとんどありません。

それが原因で、治療が終わった後も「どこがどのように治ったのか」「そもそもどれくらい悪くなっていたのか」が、わかりにくい状態にあります。

このような患者さんの不安を取り除くために、当院では、治療の過程をすべて写真や映像で記録し、それを患者さんにお見せして、ご説明することに力を入れています。


例えば、むし歯がどれだけ大きく進行していたか、治療の前後でどれほど改善されたかといったことを、ペンタイプの口腔内カメラを使って細かく記録しています。


治療前、治療中、そして治療後の状態を写真で残し、それを患者さんと一緒に確認することで、治療がどのように進んだかを具体的に理解してもらえるようになります。


これは、患者さんにとって大きな安心感につながると感じています。

特に「この治療でどのように改善されたのか」を目で見て確認できるので、納得感が得られるのではないかと思いますね。


また、この「見える化」は、患者さんにとってのメリットだけではなく、歯科医師同士の情報共有にも非常に役立っています。


例えば、治療後に患者さんの経過を見返す際に、写真を使って確認することができるので、次のステップに進むための判断がしやすくなります。


また、仮に新しい歯科医師が治療を引き継ぐ必要がある場合も、過去の治療内容を写真で確認することができるので、前任の歯科医師がどのような治療を行ったのかをしっかりと把握でき、引き継ぎがスムーズに行えるのです。

このように、治療の見える化は患者さんにとっても、我々歯科医師にとっても非常に有益な取り組みだと考えています。


ただ、1つ問題があるとすれば、写真データが日々大量に蓄積されるため、ハードディスクの容量がすぐにいっぱいになってしまうことです。

しかしそれも、患者さんに満足、安心してもらえることを考えれば、コストをかけるだけの価値は十分にあると思っています。


Q2) スタッフの方々はとても元気で丁寧という印象がありますが、採用や育成に何か特別な方針があるのでしょうか?

A) そうですね、当院のスタッフは本当にみんな明るく元気で、患者さんに対しても非常に丁寧な対応を心がけています。


これは、やはり採用時に「人間性」を重視しているからだと思います。

特に、患者さんに対して真摯に向き合える人、そして感謝の気持ちを持てる人を採用するようにしています。


医療の現場では、患者さんとだけではなく、スタッフ同士のコミュニケーションも、患者さんにより良い医療を提供するためには、非常に重要です。

ですから、技術的なスキルももちろん重要ですが、それ以上に「人間力」の高さが大事だと思っています。


私が採用時によく聞くのは、「あなたは自分のことを運が良いと思いますか?」ということです。


この質問方法は、人から教えてもらったのですが、

運が良いと感じる人は、たとえ困難な状況にあっても、その中で何かしらの良い面を見つけ出し、感謝できる人の可能性が高い。

そういう人は、チームワークを大切にし、他のスタッフとも良好な関係を築くことができる。

と思っています。


また、採用だけでなく、スタッフの育成にも力を入れています。

特に、新しく入ったスタッフには、できるだけ早く当院の治療方針や業務フローに慣れてもらえるよう、研修をしっかり行います。


そして、経験を積む中で、さらにスキルアップできるようにサポートしています。

スタッフ同士が助け合い、学び合うことで、お互いに成長できる環境を作ることを心がけています。


実際に、スタッフ同士が自主的に相談し合ったり、助け合ったりする姿を見ると、とても頼もしく感じますね。

私自身も、スタッフと密にコミュニケーションを取り、常に「どうすればより良い医療を提供できるか」を一緒に考えています。スタッフが成長することで、結果的に患者さんにもより良い医療を提供できると信じています。


Q3) 生田駅前歯科・矯正歯科が得意な治療項目について教えていただけますか?

A) 当院は、1つ1つの全ての治療を丁寧に行っていると思っているので、「これだけが得意です」というものはありませんが、強いて言うなら、セラミックを使った修復治療に特に力を入れています。


セラミックという素材は、審美性が高く、天然歯に近い見た目を実現できるため、多くの患者さんに好評です。

また、セラミックは耐久性にも優れているので、長期間にわたって使用できるというメリットもあります。


特に前歯の治療など、見た目が重要な部位においては、セラミックを使用することで患者さんに満足いただける治療を提供できると考えています。


さらに、提携の歯科技工所があり、歯科技工士が常駐しております。

これにより、歯科医師と歯科技工士がリアルタイムで連携しながら治療を進めることができるため、非常にスムーズに治療が行えます。


例えば、むし歯を削った後、その場でスキャナーを使って型を取り、そのデータをもとに歯科技工士がすぐに詰め物や被せ物の製作に取り掛かります。

患者さんが待っている間に、歯科技工士と相談しながら治療を進めることができるので、完成までの時間が大幅に短縮されます。


特に保険外治療の場合、午前中に治療を始めて、その日のうちに完了させることも可能です。

例えば、朝9時に患者さんが来院し、麻酔をかけてむし歯を削り、12時にはセラミックの詰め物や被せ物が完成して装着される、といったスピーディーな治療ができます。


歯の疾患、治療というのは、細菌との戦いです。

ある日にむし歯を削って仮のふたをして、患者さんにお帰りいただき、1週間後に詰め物・被せ物を入れる、となると、その間に、どうしても歯と仮のふたの間から内部に細菌が入ってしまいます。


その日に治療が完了する、ということは、その細菌感染のリスクを大きく下げることができるので、せっかく治療した歯を長持ちさせる、という意味でも、非常に良い方法だと考えています。


また、治療が1日で終わるので、患者さんの負担を大幅に軽減できるのも大きなポイントですね。


もちろん、保険適用の治療も行っていますが、セラミックを用いた修復治療に関しては、患者さんからのニーズが非常に高いですし、そのクオリティにも自信を持っています。


見た目の美しさだけでなく、機能性・健康面も兼ね備えた治療を提供できるのが、当院の強みだと思います。


Q4) 歯科医師の育成についての取り組みや、院内での教育体制について教えてください。

A) 歯科医師の育成は、私たちが非常に力を入れている部分です。

当院では、それぞれの歯科医師が自分の得意分野を持ちながら、総合的な知識と技術を持つことを目指しています。


特定の分野に特化するのも素晴らしいことですが、私は歯科医師としての総合力を重視しています。

なぜなら、実際に患者さんを治療するとなると、1つの分野にとどまらず、さまざまな知識と技術が必要とされる場面が多いからです。


私自身も、補綴(ほてつ)学会の認定医資格を取得していますが、インプラントや高齢者歯科など、他の分野についても深く学んできました。


特に、高齢者の治療では、単に入れ歯を作るだけでなく、総合的な口腔ケアが求められます。

大学病院の高齢者歯科にいた経験も活かしながら、より包括的な治療を提供できるよう努めています。


院内では、新卒や若手の歯科医師がスムーズにスキルアップできるよう、研修や外部セミナーへの参加を奨励しています。

もちろん、技術が未熟なうちは実際の患者さんの治療はせずに、ひたすら模型を削ってもらい、スキルを磨いてもらっています。


外部の講師を招いた勉強会も定期的に開催し、最新の治療技術を学ぶ機会を設けています。

私自身も、今でも特に治療技術や知識を深めるための臨床系のセミナーに頻繁に参加し、新しい治療法や技術を取り入れるようにしています。


Q5) 生田駅前歯科・矯正歯科の今後の展望についてお聞かせください。

A) 私の目指すところは、それぞれの歯科医師が自分の得意分野を持ちながらも、オールマイティに対応できる「総合歯科医師」を育成することで、患者さんにとって最高の環境にしていくことです。


特定の分野に特化することももちろん大切ですが、患者さんのさまざまなニーズに応えるためには、幅広い知識と技術を持っていることが重要だと思います。


将来的には、院内のシステムや設備をさらに進化させ、より効率的で高品質な治療を提供できる体制を整えていく予定です。


例えば、歯科技工士との連携を強化し、治療のスピードや精度をさらに向上させることで、患者さんにとってより快適な治療環境を提供できるようになるでしょう。


私自身も、常に新しいことに挑戦し、患者さんに最善の医療を提供できるよう努めていきたいと思っています。


インタビューを終えて

神奈川県川崎市多摩区、生田駅北口から2~3分程度歩いたところにある、生田駅前歯科・矯正歯科 院長の大西先生にお話を伺ってきました。


大西先生は、一見かなり静かで落ち着いた雰囲気ですが、より良い治療を患者さんに提供することのお話になると、かなり熱く語ってらっしゃいました。

聞き手にも非常に分かりやすくお話しくださったので、専門的な領域のお話でも理解はしやすかったです。


生田駅前歯科・矯正歯科は、患者さんへの見える化、という面も大きな魅力ですが、それ以上に歯科医師の育成にかなり力を入れている点と、スタッフの皆さんが非常に丁寧で礼儀正しい、という点が素晴らしいと思いました。


また、歯科技工所が併設されている、という点も、患者目線だとあまり分からないかもしれませんが、お話を聞いていると患者利益に直結していると感じました。


現代では、詰め物・被せ物を作る歯科技工所は、ほとんどが「外注」になります。

一方、生田駅前歯科・矯正歯科では、グループ内の歯科技工所が医院の近くにあり、運営は大変だとは思いますが、患者さんにとっては健康面、審美面、どちらにとっても良いことだと思います。


地域の皆さまの歯の健康を常に考えている歯医者さんですので、お近くにお住まいの方はぜひ一度ご来院してみていただければと思います。


生田駅前歯科・矯正歯科の特徴

生田駅前歯科・矯正歯科にまだ一度も行ったことない、中の様子はどうなっているんだろう? とご不安の方は、ぜひこちらから、生田駅前歯科・矯正歯科の詳細をご覧ください。

院内の様子が分かる院内ストリートビューや、大西先生を始めスタッフの皆さまの雰囲気を撮影した動画などをご覧いただけます。