むとう歯科医院 院長先生・副院長先生・常勤歯科医師 インタビュー
本日は、神奈川県横浜市泉区緑園2-1-1 GFビル2F 相鉄いずみ野線「緑園都市」駅から徒歩1分のところにある、むとう歯科医院の歯科医師の皆さまにお話を伺ってきました。
お話を伺ったのは、院長の武藤先生、副院長の大蔵先生、常勤歯科医師の村上先生の3名の歯科医師です。
むとう歯科医院は、緑園都市駅出てすぐのところにあるアクセスの良い歯医者さんで、特に「予防」に力をいれています。
むとう歯科医院の詳細はこちらからご確認ください。
(院内ストリートビューや、武藤先生や大蔵先生が患者さんとお話ししている様子の動画など、リアルなむとう歯科医院をご覧いただけます)
Q1. むとう歯科医院が予防に力を入れ始めたきっかけを教えてください。
A. (院長 武藤先生)
むとう歯科医院は、開業から30年ほど経っています。
開業当初は、当時の時代の雰囲気もありますが、歯医者は「むし歯ができたら通って、歯医者がそれを削って詰める/被せる」ということばかりを行っていて、当院もそんな感じで日々忙しく診療していました。
ところが、患者さんの再来院が多いな、ということにふと気付いたときがありました。
患者さんが「また詰め物が取れたよ先生」とおっしゃって来院し、治療した部分の再治療を行うことが多かったのです。
このような繰り返しを経験したことで、ただ症状を治療するだけでは不十分であり、予防に重点を置くべきだと感じ始めました。
予防に重点を置くためには、私自身が学び直し、クリニックのアプローチを根本から見直さなければならないと思い、学び直しを決意しました。
友人の歯科医師に紹介してもらって、山形県にある有名な予防歯科で開催された予防歯科に関するセミナーに参加したことが、この新しい道への第一歩でした。
このセミナーで予防歯科の重要性を学び、それが私の歯科医師としてのキャリアを変えるきっかけになりました。
Q2. 予防をクリニックに導入する過程で直面した困難はありましたか?
A. (院長 武藤先生)
予防歯科の導入は、想像以上に困難でした。
当時はまだ歯医者で予防、という概念が、歯科従事者にも患者さんにも全く浸透していない時代だったからだと思います。
初めは、スタッフも患者さんも新しいアプローチに懐疑的で、理解と協力を得るのが大変でした。
特に、従来の治療方法からの転換は、スタッフの教育が必要不可欠であり、多くの時間と努力を要しました。
また、予防を高いレベルで行っていくためには、歯科医師である私のスキルアップも不可欠でしたし、院内のシステムも見直さなくてはなりませんでした。
私自身も夜遅くまで残って、様々なことをスタッフと一緒に練習したり、という日々が続きました。
院内システムは、コンピュータが苦手だったこともありかなり苦労しましたが、詳しい方に手伝っていただいたりして、徐々に予防を中心に据えた歯科医院、に変わっていけた、という感じですね。
患者さんに対しても、小さな成功を積み重ねることで徐々に理解者が増え、今では予防歯科がクリニックの中核をなすまでになりました。
Q3. 予防歯科を実践する上で最も大切だと思うことは何ですか?
A. (院長 武藤先生)
予防歯科の実践において最も大切なこは、患者さんが自らの健康に責任を持つことを促すことだと思います。
予防、つまりお口や歯の健康を長い期間にわたって保つ、というのは、歯医者だけでは実現できません。
歯医者に来るのは、むし歯がなければどんなに多くても月に1回、定期的に通っているという方でも3~4か月に1回です。
中には1年に1回だけ、という方もいらっしゃいますし、痛くならないと歯医者には行かない、という方もまだまだ多いのが実情だと思います。
歯医者は、何か月かに1回、というポイントポイントでしか処置を行えないので、長くご自身の歯を保つためには、ご自身でのセルフケアが非常に重要になります。
セルフケアは、歯磨きをちゃんとする、というだけではなく、生活習慣や食生活の見直しが必要な場合もあります。
なので、歯医者は、患者さんの生活習慣や食生活も理解し、それに基づいた個別の予防計画を立てることが不可欠だと考えています。
私たちは、単に治療を提供するだけではなく、患者さんに正しい口腔ケアの方法をお伝えし、定期的な検診を通じて、患者さんの健康を継続的にフォローアップします。
これにより、患者さんは自分自身の口腔内環境をより良く管理し、健康を長期にわたって維持できるようになると考えています。
Q4. 予防歯科の実践において、どのようなアプローチを重視していますか?
A. (副院長 大蔵先生)
私は特に、教育的なアプローチを重視しています。
患者さんが、ご自分の口腔内の状態を正確に理解し、どのような予防処置が有効であるかを知ることが、健康維持の第一歩だと考えているからです。
むとう歯科医院では、口腔内カメラを使って、実際の画像をご覧いただきながら、どのような問題が存在し、どう対処すべきかを詳細にご説明します。
この透明性が患者さんに安心感を与え、予防への協力が得られるようになっていると思います。
さらに、定期的なコミュニケーションを通じて、患者さん自身が、日常生活でできる予防策を身につけられるよう支援しています。
Q5. 予防歯科の成果についてどのように感じていますか?
A. (常勤歯科医師 村上先生)
私は、むとう歯科医院に入るまで、そこまで強く予防について考えたり実践したりすることはありませんでした。
むとう歯科医院に入ってから予防歯科を積極的に実践しておりまして、過去に自分が診てきた患者さんと比べると、疾患の再発率が明らかに低下し、口腔内の健康が全体的に良い状態になっていることを実感しています。
予防処置を行うことで、初期の問題を早期に発見し対処することが可能となり、結果的にはより大きな問題になってしまうことを防げています。
定期的な検診と予防処置の効果は、私の中で明確になりました。
これにより患者さんは安心して日々を過ごすことができ、その生活の質が向上するのではないかと思っています。
そういうお話を患者さんからいただくことがあると、私の中での予防の価値がより高くなります。日々の努力が報われる瞬間ですね。
Q6. むとう歯科医院に入ってみていかがですか?
A. (副院長 大蔵先生)
むとう歯科医院に入る前に、院長の武藤先生にいろいろとお話を聞きました。
その中で、私がむとう歯科医院に惹かれた主な理由は、予防歯科への真摯な取り組みと、患者さん一人ひとりに対する丁寧なアプローチでした。
むとう歯科医院に入る前は、大学病院で教育と研究に携わっていましたが、もっと直接的に患者さんの生活の質を向上させる、臨床医としての役割を果たしたいと考えていました。
武藤先生の哲学と、むとう歯科医院が地域社会において担う役割に深く共感し、私の専門知識と経験が活かせる場所だと考えて、入職を決めたことを覚えています。
むとう歯科医院なら、実践的なスキルを磨きつつ、予防歯科を通じて真に人々の健康を守ることができると感じましたね。
実際に働いてみると、まさに望んだ通りの環境でした。
緑園都市にお住いの皆さんは、デンタルIQ、つまり歯の健康意識が高く、知識が豊富な方が多いです。
なので、その高いレベルの要求にこたえるべく、私も日々緊張感を持って治療や予防処置に臨むことができています。
歯科医師としてのレベルアップにもつながっているので、大変ありがたい環境だと感じています。
インタビューを終えて
横浜市泉区緑園にある、むとう歯科医院の院長 武藤先生、副院長 大蔵先生、常勤歯科医師 村上先生 にお話を伺ってきました。
むとう歯科医院は、まだ世の中の歯科医院が「予防」と言い出す前から、院長の武藤先生が予防の大切さに気付き、困難を経て予防処置主体の歯科医院にされた、珍しい歯科医院だと思います。
今では、武藤先生も勤務されている先生方も、予防主体の歯科医院の効果を実感しているようです。
緑園都市駅近辺にお住いの方はもちろん、相鉄線、相鉄いずみ野線沿線にお住まい、お勤めの方で、ご自身の歯やお口の健康を長く保たせたい、という方は、ぜひ一度むとう歯科医院に足を運んでみていただければと思います。
むとう歯科医院の詳細
むとう歯科医院にまだ一度も行ったことがなくて、「中の様子はどうなっているの?」「武藤先生や大蔵先生ってどんな雰囲気?」という疑問をお持ちの方は、ぜひ一度以下のページをご覧いただければと思います。
ここでは、院内ストリートビューや、武藤先生・大蔵先生が患者さんにご説明している様子の動画などがご覧いただけます。
むとう歯科医院の雰囲気を知るには最適だと思いますので、ご興味ある方はぜひご覧ください。