院長インタビュー 2023年09月06日

仙台おとなこども歯科・矯正歯科 理事長先生インタビュー

仙台おとなこども歯科・矯正歯科 は、仙台市宮城野区小田原の仙塩街道沿いにある、予防に力を入れている歯医者さんです。


今回は、仙台おとなこども歯科・矯正歯科を運営する医療法人社団 歯科育英会 理事長の、荒木 健太朗 先生 (あらき けんたろう先生)に色々とお話を伺ってきました。


仙台おとなこども歯科・矯正歯科の詳細はこちらからご覧ください。(院内ストリートビューや動画も載っています)


※医療法人社団 歯科育英会が運営する歯医者は、2024年7月現在で、宮城県仙台市に5つあります。


Q1) 仙台おとなこども歯科・矯正歯科のコンセプトを教えてください。


A) 仙台おとなこども歯科・矯正歯科のコンセプトは、家族みんなでお越しいただける、ということです。

仮にお子さんを中心に考えるとすると、お子さん、お父さんお母さん、おじいちゃんおばあちゃん、家族みんなで来てもらえるような歯医者さんということです。


このコンセプトは、歯科チェア(注: 診療台のこと)や、歯科医師、歯科衛生士が多くないと実現できないと考えました。


例えば、お子さんを3人連れたお父さんが来院された場合、歯科チェアは同時間帯に2~4台埋まります。

歯科チェアが全部で4台しかない歯医者さんの場合、お子さんを3人連れたお父さんお母さんが来院されると、それで歯科医院のキャパが埋まってしまい、他の方を診られず、予約がすぐパンパンになってしまいます。


それを避けるため、かなり広いテナントを借り、歯科チェアを多く配置できるような設計にしました。


歯科医師も常時3人はおりますし、歯科衛生士も4~5人は常にいるようにしてあります。


Q2) 外からも見えるキッズスペースのクマのぬいぐるみが特徴的ですね

A) 小さいお子さんを連れていてもご来院いただけるように、お子さんが遊べるキッズスペースをかなり広めに作ってあります。


土足禁止のキッズスペースの中に、絵本やブロックといった一般的なおもちゃもありますし、大人と同じくらいの大きさのクマのぬいぐるみや、すべり台といった、普通の歯医者さんにはないような遊具もあります。

お子さんは楽しそうに遊んでくれています。


保育士が在籍しておりますので、お父さんお母さんの治療中に、小さいお子さんをキッズスペースでお預かりすることもできます。


あの大きなクマのぬいぐるみは、小さいお子さんにとても評判がよく、3軒目にオープンした泉中央おとなこども歯科・矯正歯科にも置くことにしました(笑)


Q3) なぜ家族で来られる歯医者さんをコンセプトにしたのですか?

A) これはすごい簡単で、自分たちがそういうニーズを持っていたからです。


私は歯科医師の妻と、まだ小さい子どもが3人います。

病院に行かないといけないときに、父母どちらかが3人の子どもを見ている間にもう1人が病院に行く、という形だと負担になってしまうので、一緒に同じ時間に診てもらえると、すごくありがたいのにな…と思っていました。


小さい子どもを連れていったときに、半日くらい遊べるキッズルームがあったり、自分が治療を受けている間に安心して預けられると、どれだけ助かるだろう、と思ったのがきっかけです。


実際、そういう歯医者さんを作ってみたら、ものすごい需要がありました。

来てくださった患者さんからの口コミ、ご紹介で、患者さんが増えていっている状態です。


来てくださった患者さんからも、すごいありがたいと言っていただける、それが私にとってはありがたいです(笑)


そこから、より多くのお子さんを預けられるように保育士さんを増やしたり、おもちゃを見直したり増やしたり、ご家族みんなでお越しいただけるというコンセプトを、より実感していただけるような工夫を続けています。


Q4) 治療に対するこだわりはいかがでしょうか?

A) 治療において、基本的には「Noと言わない」ことがこだわりだと思っています。

例えば飛び込みで急患がいらっしゃったときに、「今日は診られません」というのがイヤだったんです。


こういう治療を希望している、とか、こういう期限がある、とか、そういう患者さんお一人お一人の幅広いご要望に応えていくような歯医者さんでありたいと思っています。


「No」と言って喜ぶ人、喜ぶ患者さんはいないと思います。

何とか、できる限りだけど、やっていこうという気持ちで、開業前から歯科医師として働いていたので、それを仙台おとなこども歯科・矯正歯科でもやり続けたいな、というところです。


Noは、お互い向き合っているイメージで、Yesは、歯科医師などの医療人と患者さんが同じ方向を向いて進んでいく、というイメージです。医療はやはり医療人と患者さんが同じ方向を向くことが重要ではないでしょうか。


もちろん、患者さんのご要望の「全て」をかなえることは、できないこともあります。

そのときは、できるだけ「一番」の望みをまずかなえるように考え、動いています。


例えば、「予約はしていないけど、どうしても今日診てほしい」という患者さんがいらっしゃった場合、「今日なんとか診ますが、少しお待ちいただきたい」とか「今日なんとか診ますが、全ての処置ができないから応急処置になります」とか、そういうこともあります。


Q5) どのような治療が得意でしょうか?

A) 私自身、長町の歯医者さん(注: 長町ららら歯科・矯正歯科 旧「ららら歯科医院」)で長年、院長を務めてきました。

そのため、むし歯治療から外科処置など、かなり幅広い治療に対してしっかり対応することができると考えています。


インプラントなどの外科手術も、かなり深く学んだ上で、ITツールの力も借りることで、極めて精密な処置が可能です。

懇意にしている歯科医師の先生が難しい手術をする、というときに、見学に行ってお話を聞くなどして、日々の研鑽も続けています。


また、妻が矯正を専門的に行っている歯科医師で、当院での歯列矯正を担当しています。

一般的なワイヤー矯正に加え、マウスピース矯正としてインビザラインでの矯正も行っています。


インビザラインは、矯正を専門としていない歯科医師でも行えると言われています。

しかし、やはり矯正を専門に学んで実践してきた歯科医師の方が、歯を動かすシミュレーションの妥当性をしっかり判断できる、仮にマウスピース矯正で思った通りに歯が動かなった場合にワイヤー矯正でリカバリーができる、などの患者さんメリットが大きいと考えています。


複数の歯科医師が得意分野を持ち寄って、トータルで患者さんにとってベストな治療をしていく、ということを心がけています。

お口、歯の悩みは、全てご相談いただけたらと思っています。


Q6) 今後の展望を教えてください

A) 家族みんなでお越しいただける歯科医院、というコンセプトをもっともっと進めていきたいと思っています。


おかげさまで多くのご家族にお越しいただけるようになりました。

そうすると今度は、特に土曜日や日曜日のご予約が、かなり先まで埋まるようになってしまいました。


それだと患者さん、ご家族の利便性が下がってしまいます。

それはコンセプトの実現から遠ざかることになります。


そのため今は、歯科チェアを徐々に増やし、それに対応できるよう歯科医師、歯科衛生士などを増やし、お子さんが増えても大丈夫なように保育士さんを増やし… としていって、よりたくさんのご家族にお越しいただけるようになっていきたいと思っています。


インタビューを終えて

仙台市宮城野区小田原、仙塩街道沿いにある、仙台おとなこども歯科・矯正歯科を運営する、医療法人社団 歯科育英会 理事長の荒木先生にお話を伺ってきました。


荒木先生は、患者さんともフレンドリーにコミュニケーションをとる先生で、インタビューにも率直に、分かりやすくお答えいただきました。


仙台おとなこども歯科・矯正歯科は、電車で行こうとすると結構距離がありますが、バス停(第四合同庁舎前)の目の前ですし、駐車場がかなり広くて停めやすいので、電車というよりはバスや自家用車で来院する方が多そうです。


ご自宅や職場が近くにあったり、車で家族で行くことができる、という方は、ぜひ仙台おとなこども歯科・矯正歯科に行ってみていただければと思います。


仙台おとなこども歯科・矯正歯科の詳細

仙台おとなこども歯科・矯正歯科にまだ一度も行ったことない、中はどうなっているんだろう? どんな人がいるんだろう? とご不安の方は、ぜひこちらから仙台おとなこども歯科・矯正歯科の詳細をご覧ください。

中の様子や、歯科医師・歯科衛生士・受付スタッフの雰囲気を撮影した動画などを、ご覧いただけます。