院長インタビュー 2024年06月05日

タチバナ歯科医院 院長先生インタビュー

タチバナ歯科医院は、東京都台東区、浅草駅から徒歩10分程度、浅草寺の裏手すぐのところにある、予防にとても力を入れている歯医者さんです。

今回は、タチバナ歯科医院 院長の橘樹(たちばな)先生に、色々とお話を伺ってきました。


タチバナ歯科医院の詳細はこちらからご覧ください。(医院の基本情報はもとより、院内ストリートビューや、橘樹先生、スタッフの方がお話ししている動画などもご覧いただけます)


Q1) タチバナ歯科医院のコンセプトを教えてください。

A) タチバナ歯科医院のコンセプトは「むし歯にならないための診療システムを構築し、予防をしっかりする」ということです。


むし歯がある場合でも、いきなり治療開始、ということはしておりません。

もちろん、お痛みがある場合など、日常生活に支障がある部分についての応急処置はいたしますが。


むし歯になるということは、原因があります。その原因を、見直したり改善したりしていく、ということが必要です。

そのためにまず大事なのは、歯科医師と患者さんの両方が、現状を正しく把握する、ということです。


歯科医師だけが患者さんの歯やお口の状態を把握している、という状態はよくないと考えています。

患者さんご自身が、ご自分のことをよく知る、そして歯科医師や歯科衛生士と一緒のゴールを目指す。これができているかできていないかで、今後またむし歯になってしまいやすいか、そうでないかが大きく変わります。


患者さんに現状把握をしていただくために、検査を行って、その検査結果をビジュアルでご覧いただいております。

お口の中の写真や、レントゲン写真に加えて、ときには動画もご覧いただくことがあります。


位相差顕微鏡という機械で、お口の中の汚れを、ものすごい拡大して見ると、その汚れの中にいる菌が多いのか少ないのか、活発に活動しているのかほとんど活動していないのか、を動画にすることができます。


動画で、菌の量や活動性を見ていただくことによって、患者さんの予防や改善に対するモチベーションが大きく変わるので、できるだけ見ていただくようにしています。


また、タチバナ歯科医院にはマイクロスコープ(注: 歯科治療用顕微鏡)も備え付けております。

マイクロスコープは、肉眼では見えないような小さな部分も、拡大して見て治療ができます。

精密な治療が可能、という点が大きいのですが、それ以外にも、マイクロスコープで見ているものを動画で保存する、という機能もあります。


その、精密治療中の様子をマイクロスコープで動画保存し、それもできるだけ患者さんに見ていただくことで、治療前、治療中、治療後の様子をしっかり把握していただくことができます。


このように、タチバナ歯科医院では、予防のために、ご自身の歯やお口の状態をしっかりご理解いただく、というところに力を入れております。


正直申し上げると、「痛いところだけサクッと治してくれればいい」というお考えの方が当院にお越しいただくと、なんか面倒だなぁ…と思うのではないかと思います。


ただ、私自身、予防が非常に重要だと考えていて、患者さんの歯やお口の状態を良い状態で保ち続けることが一番大事だ、という信念がありますので、このような形でやらせていただいている、とご理解いただけると嬉しいです。


Q2) 先生やスタッフさんと患者さんの距離が近いように見えたのですが?

A) それは確かにそうかもしれません

タチバナ歯科医院は、私の祖父が歯科医師で、その時代からこの地で診療をしています。

およそ80年の歴史がある歯医者、ということになります。


タチバナ歯科医院はかなり地域密着な歯医者ですし、浅草という土地柄もあるかもしれませんが、患者さんとの距離は近いと思います。


最近の多くの歯医者では「患者様」と呼んでいます。

歯医者ごとの考え方があるので、それはそれでいいとは思っていますが、タチバナ歯科医院では「患者さん」「○○さん」と呼ぶようにしています。


これも、地域密着で、患者さんと近い距離になれたらいいな、と思っているのでそうしている、という感じです。

すごい細かい点ではありますが…(笑)


また、当院はコミュニケーション能力の高いスタッフが揃っていると思います。

単に距離が近いだけではなく、丁寧に接しつつ距離も近く感じてもらえるようにしています。

採用段階から、その点は注意して見極めるようにしています。


その上で、年に1回は外部から講師の方をお呼びして研修を受けているのですが、それもコミュニケーション関連が多いですね。


当院のスタッフは、患者さんの役に立ちたいと思っている人が多いので、それが実際の患者さんとのコミュニケーションに現れていて、患者さんからも良い評価をいただけていると思っています。


Q3) 治療のこだわりを教えてください。

A) 治療は、当たり前ですが全般的にしっかり行っていますので、特にどれがということはありません。

ただ、強いて挙げるなら、高度治療には力を入れているというか、継続的に勉強を続けている感じですね。


高度治療の育成に定評のある歯科のスタディグループに加入し、集中コースを受講したり、その後の継続的な勉強会にも所属して、知識をアップデートしています。


先ほども申し上げた通り、タチバナ歯科医院にはマイクロスコープもございますので、根管治療など、肉眼では患部が見えないような小さな部分でも、精密な治療が可能です。


通いやすい医院で高度治療をご希望の方は、ぜひご相談いただきたいなと思っています。


Q4) 今後の展望をお聞かせください。

A) 私自身、そんなに大それた野心があるわけではありません(笑)


ただやはり、地域密着で歯医者を運営していて感じることは、この患者さんたちの健康のサポートをずっとやっていきたい、という思いが年々強くなっている、ということです。


先ほど、当院は浅草で80年続く歯医者、ということを申し上げましたが、当面の目標としては、浅草の地で地域の皆さまのサポートを100年続けている医院でありたい、ということでしょうか。


最先端機器を設置するとか、新しい治療方法を勉強して良いものを取り入れるとか、そういうブラッシュアップはし続ける前提です。現状維持はもはや衰退だと思っています。


ただ、最初に申し上げた、予防を大事にしたい、患者さんにもご自身のお口の現状を把握してほしい、という思いが変わることはないと思っています。

この予防を大事にするスタイルで、ご自身の歯やお口、ひいては全身の健康を大切にしたいと考える患者さんを、近い距離で和気あいあいとした雰囲気で診療し続ける。

それによって、浅草の地域の皆さんの健康を守り続ける、ということを続けていきたい、というのが展望ですね。


タチバナ歯科医院があるエリアは、浅草ではありますが、観光客が多いエリアではなく、少し静かな住宅街です。

長く住んでらっしゃる方が多いですが、新しいマンションがちらほら建ったり、都心へのアクセスが良いなどから、新しく住み始める方、ファミリー層なども増えています。


そういう方々にもタチバナ歯科医院を知っていただき、一生の歯のサポートを始められたらとも思っています。


インタビューを終えて

東京都台東区、浅草寺の裏手にある、タチバナ歯科医院の院長 橘樹 秀春 (たちばな ひではる) 先生にお話を伺ってきました。

タチバナ歯科医院は、浅草の地で約80年、3代にわたりお口の健康を守り続けた、歴史のある歯医者さんであるとともに、最先端機器、最先端治療を行っている歯医者さんでもあります。

もちろん、インタビューでもお話しいただいたように、予防に非常に力をいれています。


橘樹先生は、非常に気さくな先生だったので、とてもお話を聞きやすかったです。(橘樹先生の雰囲気は、下記リンクから橘樹先生が患者さんにお話ししている様子の動画をご覧ください)

診療見学をさせていただいたり、スタッフのほぼ全員とお話をさせていただいたりもしました。


診療見学では、歯科衛生士さんが、ご高齢の患者さんと楽しくお話をしているところが印象的でした。

橘樹先生のおっしゃる通り、皆さん患者さんのお役に立とう、と思いながらお仕事をされているのが伝わってきます。


予防に特に力をいれている歯医者さんなので、浅草エリアにお住まい、お勤めの方で、ご自身のお口の健康にご興味ある方は、ぜひ一度ご相談してみていただければと思います。


タチバナ歯科医院の特徴

タチバナ歯科医院にまだ一度も行ったことない、中の様子はどうなっているんだろう? とご不安の方は、ぜひこちらから、タチバナ歯科医院の詳細をご覧ください。

院内の様子が分かる院内ストリートビューや、橘樹先生、スタッフの皆さまの雰囲気を撮影した動画などをご覧いただけます。