医療法人社団TFUD 多摩府中うめはら歯科 理事長先生インタビュー
医療法人社団TFUDは、「多摩府中うめはら歯科」と「多摩府中うめはら歯科 南口院」の2軒の歯医者さんを運営している医療法人です。
どちらの歯医者さんも、府中駅南口を出て徒歩3~5分の、通いやすいところにあります。
今回は、多摩府中うめはら歯科を運営する医療法人社団TFUD 理事長の梅原先生に、色々とお話を伺ってきました。
各クリニックの詳細は、以下からご覧ください。(院内ストリートビューや、高村先生、スタッフの方の動画もご覧いただけます)
Q1) 多摩府中うめはら歯科のこだわり、コンセプトを教えてください。
A) はい。多摩府中うめはら歯科、多摩府中うめはら歯科 南口院ともにですが、「正確な診断」と「精密な治療」にこだわっています。
同じようなこだわりの歯医者さんも多くあるとは思いますが、当法人は、さらにこだわっている、と言えると思います。
一般的な歯科医院と比べて、当法人は診断のための資料がものすごい多いんです。
レントゲン写真、CT(編集注: 3次元レントゲン装置)写真、顎骨レントゲン写真、口腔内写真、顔貌写真、動画、デンタルレントゲン写真(編集注: 全体的なレントゲンではなく、1枚につき歯2~3本しか撮れない精密レントゲン写真)など、多岐にわたります。
もちろん「この歯だけ治してほしい」「気になるところだけ診てほしい(それ以外は診なくていい)」という患者さんの場合は、患者さんのニーズが優先なので、ここまで資料を取ることはありません。
しかし、お口の中全体的に治すべきところが多く、かつ「全体的にしっかり診て治療してほしい」というニーズをお持ちの患者さんの場合は、「正確な診断」をするために、先ほど申し上げたような、かなり多くの資料を取らせていただいています。
できるだけ多くの情報を得ることは、詳細かつ正確な診断のために不可欠、と考えているため、患者さんに一定のご負担はかけますが、ご納得をいただいて、資料採得を行っています。
そうやって得られた膨大な資料、事実をもとに、診断を行っていきます。
正確な診断をするための知識、技術というのは、どれだけあっても終わりがないくらい難しいものです。
そのため、私自身その知識、技術を高め続けるための日々の研鑽は怠っておりません。全国的な勉強会にも定期的に足を運んでいます。
そこまでやって初めて「正確な診断」と「精密な治療」と言えるのではないかと考えており、それをこだわりとして掲げております。
Q2) 診断ってそこまで大事なものですか?
A) ある歯がむし歯になってしまったとして、その1本のむし歯だけを治す、つまり1本の歯の機能を回復させる、というだけであれば、それでも診断は大事ではありますが、そこまでではありません。
むし歯という結果に対して対応すればこと足りるので、ほとんどの歯科医師が行えるものだと思っています。
ただ、「全体をしっかり機能する、機能し続けるようにする」場合は、結果に対応するのではなく、原因に対応する、原因療法が必要になってきます。
その原因療法を行う場合には、診断と、診断結果から考える治療計画、この2つが命と言っても過言ではないと考えています。
歯科治療において、「全体的に治す」というのは、「家を建てる」ことと似ています。
家を建てるときは、最初に地盤を細部まで細かくチェックして、その上で、お客さんの意見を聞いて、図面を作って、部屋割りを決めて、3Dの立体画像や模型を作って、またお客さんと話し合って… という流れで進めると思います。
とりあえず外側だけ作っちゃってから部屋割り決めましょう、だとお客さんは困ると思うんです。
でも歯科治療だとそういうことが結構ある。
まず1本削ってみて、銀歯入れてみて、その次どうしましょうか、みたいなことですね。
むし歯を1本削って、白いセラミックの詰め物入れて、その後に「やっぱり矯正治療が必要ですね」となって、このあいだ白い詰め物を入れた歯は抜歯することになります、みたいな、冗談みたいなことが起こり得るんです。
なので、最終的にどういう状態にするのがベストか、という全体を考えてから、個別の歯をどう治療していくかを考える、という順序がものすごく大事で、そのための前提が診断になる、という意味で、診断の重要性が高いのです。
多摩府中うめはら歯科は、町にある歯医者さんとして、気軽にご来院いただけるようなクリニックではありますが、医療技術的には「最終医療機関」でありたいと思っていますし、そのレベルの治療はご提供できると考えています。
Q3) 働くスタッフがたくさんいらっしゃいますが、これに意図はあるんですか?
A) 意図はあります。
もちろん、ありがたいことに多くの患者さんが支持してくださって、ご来院くださって、となると当然人手が必要なので…という側面もあります。
ただ、それ以外にも、人として「合う、合わない」がある、という理由があります。
医療は、人が人に提供するもので、そこにはどうしても合う合わないが出てきてしまいます。
私自身、正確な診断をもとにした、正確なご説明を心がけて日々患者さんとコミュニケーションをとっておりますが、例えば言葉の使い方とか、間の取り方とか、そういうところで、合わないなぁ…と思われる患者さんもいらっしゃると思っています(笑)
歯科医師が私1人しかいなければ、そういうときは「他のクリニックに行く」となってしまいますが、人数が多くいれば、他の「合う」歯科医師が応対することができます。
当院の正確な診断や精密な治療は、必ず患者さんのお役に立てると思っているので、人と人の合う合わない、という部分については間口を広げて、いろんなお考えの患者さんにフィットできるように、と考えております。
Q4) 府中の地に開業した理由を教えてください。
A) もともと、東京の西側で開業しようというのは決めていて、どのあたりがいいかなと思っていたんです。
府中は、東京五社の1つである大國魂神社があり、また、旧甲州街道の八幡宿という宿場があったことから興味を持って、この地に開業しました。
多摩府中うめはら歯科のある土地も、実はかなり由緒が正しい土地らしいということを聞き、今の場所に決めました。
旧甲州街道の宿場町ということで、江戸時代から人が集まる、人が留まる場所ですし、大國魂神社という東京でも有数のパワースポットが近くにあるということで、縁起が良いと言いますか、なんかそういう雰囲気を、府中という地に感じています。
歯科医療については合理的に考え判断する、というスタンスですが、それ以外については結構信心深いところもありまして…(笑)
Q5) 多摩府中うめはら歯科の今後の展望を教えてください
A) はい。
先ほど申し上げた通り、この府中という地は大変素晴らしいと思っているので、府中にお住まいだったり、府中で働いている人たちのお口の健康を守っていく、ということをもっともっと高いレベルでやっていきたい、というのが展望です。
高いレベルでやる、ということは、診断技術、治療技術を高め続けるということももちろんありますし、ソフトな部分と言いますか、応対するスタッフがもっと患者さんの支持を得られるようにしていく、という側面もあります。
そのために、自分自身を含めて、医療法人社団TFUD 多摩府中うめはら歯科 で働く全員の育成、成長を促していく、ということに注力しています。
また、患者さんが通いやすい、利便性が高い、ということも重要だと考えています。
良い治療、良い応対をしていても、通いづらいと、どうしても足が遠のいてしまい、結果として良い医療を受けられなくなってしまいます。
それではよくないので、北口エリアにもいずれはクリニックを作って、府中駅周辺のどこにいても多摩府中うめはら歯科の医療が受けられる、という状態を作れたらな、と思っています。
インタビューを終えて
東京都府中市、京王線府中駅南口から徒歩3~5分のところにある、多摩府中うめはら歯科、多摩府中うめはら歯科 南口院を運営する医療法人社団TFUD 理事長の梅原先生にお話を伺ってきました。
梅原先生は、冷静に、論理的にお話しくださったので、難しい歯科医療の話にもかかわらず、とても理解が進みました。
ただ、冷たいわけではなく、終始笑顔でフレンドリーな語り口でもあったので、緊張することなくお話をお聞きできました。
インタビューの中で、「合う合わないがある」とおっしゃてはいましたが、梅原先生は割と万人受けするタイプなのではないかと思っています。
(とは言えもちろん「合わない」という人もいらっしゃるかとは思いますが…)
スタッフさんは皆さん明るく丁寧な対応をしてくださり、皆さん感じが良い方ばかりだったのが印象的でした。
府中にお住まい、もしくは働いてらっしゃる方には強くお勧めできる歯医者さんなので、ぜひ足を運んでみていただければと思います。
多摩府中うめはら歯科の詳細
多摩府中うめはら歯科、多摩府中うめはら歯科 南口院にまだ一度も行ったことない、中の様子はどうなっているんだろう? どんな人がいるんだろう? とご不安の方は、ぜひ以下のリンクから、各歯科医院の詳細をご覧いただければと思います。
院内の様子が分かる院内ストリートビューや、理事長である梅原先生をはじめスタッフ皆さんの雰囲気を撮影した動画などをご覧いただけます。